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2014.05.03FC岐阜 2014 J2 第11節 vs東京ヴェルディ プレビュー

歴史に残る試合

 

「歴史に残る試合。国立は聖地。色々ないい思い出ばかりで、僕の家も近いしホームのようなもの。熱い試合をしてもうひとつ思い出をつくりたい」
ラモス瑠偉監督がそう意気込んだ3日の東京ヴェルディ戦は、ラモス監督の古巣対決というだけではなく、改修前の国立競技場でのヴェルディ最後のゲームとあって、注目を集める試合になりそうだ。

 
FC岐阜は前節の群馬戦で、PKという形ではあったが、ホームで3試合ぶりに勝利を手にした。負傷で木谷公亮を欠き、宮沢正史、三都主アレサンドロを温存した中で結果を出したことは、若い選手たちにとって自信となったはずだ。中2日の過密日程の中で選手を休ませることができたことも大きい。
「ホームで連敗を止めたことは大きい。ただ次を勝たないと意味がない。連勝がないとダメ」(ラモス監督)。選手からも「次の試合が大事」との言葉が多く聞かれた。チームの更なる成長のためにも、今節のヴェルディ戦は絶対に勝利を手にしたい一戦だ。

スタメンを4人入れ替えた群馬戦は、負傷欠場の木谷に代わり関田寛士がセンターバックに入り、ボランチはヘニキ、水野泰輔のコンビで臨んだ。前々節の松本戦で掴んだ守備の手応えそのままに、球際に強いヘニキが高いボール奪取能力で中盤を支配し、高さのある関田、阿部正紀が最終ラインで跳ね返して、前半は群馬のシュートを2本に押さえる安定した守備をみせた。後半は群馬に攻め込まれたが、最後まで身体を張った守備で無失点に抑え、木谷の不在を感じさせなかった。

攻撃面では、3試合ぶりのスタメンとなった難波宏明と19歳の遠藤純輝が立ち上がりからの裏へ積極的に飛び出し、チャンスを作った。決勝点となったPKも、彼らの積極的な動きが実を結んだといえる。
しかし欲を言えば、2点目が取れていれば、もっと楽に試合を進めることができたはずだ。遠藤のヘディングシュートやナザリトがGKと1対1でのシュートなど、決定的なチャンスを作れていただけに、それを決め切る力を求めたい。
遠藤も「決めるところでしっかりと決めないと。ゴールは自分に一番求められている部分。結果を残したい」と決定機を決められなかったことを悔しがった。若い選手だけに1点取ることで一気に波に乗る可能性も高い。

 

一方、今シーズンより「アカデミーで育てた選手を中心に戦うチーム」に舵を切ったが東京ヴェルディだが、1勝3分6敗で20位と苦しいスタートとなっている。若いチームだけに5節の長崎戦では5失点と不安定な試合もあったが、最近の5試合では3失点と守備が安定してきている。前々節の磐田戦はセットプレーでの失点で0-1、前節の札幌0-0と、上位チーム相手に内容的には互角の戦いを見せている。

しかし、守備に重点を置いている分、攻撃にパワーをかけられていない印象を受ける。前線からプレスをかけ高い位置でボールを奪えた時にはチャンスを作れているが、相手の守備が整った状態ではなかなか崩すことが出来ていない。岐阜としては、中盤で不用意にボールを失うことには十分注意したい。

両チームともここ数試合は複数得点がないことを考えると、先制点の重要性が非常に高い試合となる。東京Vはセットプレーからの失点が多いだけに、J2屈指のプレースキッカー三都主の左足からの得点にも期待したい。

 

監督も選手もサポーターも、国立にはそれぞれに思い出があるだろう。
思い出の最後のページふさわしい、多くの人の記憶に残る試合になることを楽しみにしている。

 

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取材・文/STAR+編集部

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